東急電鉄
トップページ 車両の写真 鉄道博物館 ブランク ブランク 停車駅案内

東急車輛製造(旧称)→総合車両製作所

資料写真 東京急行電鉄は、第二次世界大戦終戦後に横浜市金沢区の旧海軍工廠跡地に「東急横浜製作所」として開設し、1953年に東急車輛製造へと社名変更しました。
東急電鉄向けだけではなく、JR各社・私鉄・公営電鉄向けに新幹線電車、在来線電車・ディーゼルカー・客車等を製造しています。
敷地面積は296,000m²、建屋面積113,000m²、生産能力は年間約720両です。
本社横浜製作所の所在地は、京浜急行「金沢八景」駅近隣にあり、鉄道車両メーカーとして唯一関東地方に工場を持ち、和歌山製作所・群馬製作所・羽生製作所に工場があります。
東急車輛製造(2010年撮影)
2012年4月2日より東急車輌製造の鉄道車両製造事業を、JR東日本が株式を取得し、完全子会社(JR東日本)になり、新会社の商号は「株式会社総合車両製作所」略称は「J-TREC」となりました。東急車輌とJR東日本は縁が深く、E2系、E3系などの新幹線、E26系「カシオペア」、E233系通勤・近郊形など、JR東日本の車両を東急車輌が数多く納入しました。JR東日本が経営権取得に至った背景には、そうした過去の実績に加え、東急車輛の技術力と製造能力をJR東日本グループに取り込み、新津車両製作所との相乗効果を目的にしたものです。
公式発表はこちら(PDF)です。
space

三線軌条

資料写真 資料写真 資料写真
東急車両構内三線軌条 三線軌条レール 京急金沢八景駅構内三線軌条  
総合車両製作所は、横浜製作所構内と京浜急行逗子線「金沢八景〜神武寺」駅間が三線軌条で繋がっています。
京急逗子線上り線に1,435mm(京急ゲージ)と1,067mm(JRゲージ)の三線軌条区間です。
これは、同一線路に京急車両の運行に支障なく軌間の違う牽引車や新造車を走行させる目的で設置されています。
金沢八景駅では4番線が三線軌線です。神武寺駅手前までは京急路線を併用し、京急神武寺駅からJR東日本逗子駅まで1,067mmゲージの専用連絡線になります。鉄道の軌間(ゲージ)についてはこちらをご覧下さい。
資料写真 資料写真 資料写真
京急神武寺駅三線軌条分岐点 京急神武寺駅構内狭軌線(1,067mm) 狭軌専用連絡線(1,067mm)  
space

甲種列車輸送

小田急電鉄・東急電鉄・東京地下鉄・JR東日本・京王電鉄・京成電鉄・京浜急行電鉄・相模鉄道などの総合車両製作所(東急車両)で造られた新造車は、三線軌条線を使ってJR東日本逗子駅構内まで甲種列車輸送されます。
京浜急行電鉄の新造車輌は、東急車両から自力で出場しそのまま本線で試運転が行われ、JR東日本の新造車輌も逗子駅構内から試運転を兼ねて自力で走行します。
その他の鉄道会社は、JR東日本逗子駅構内から各社の連絡線までJR貨物による甲種列車輸送を行います。
space
資料写真 資料写真 資料写真
JR逗子駅構内から出発するDE10 牽引される東急5050系 JR横須賀線に入線  
資料写真 資料写真 資料写真
東急5050系のTS-1019A台車 東急5050系甲種列車輸送 東急5050系甲種列車輸送  
space
東急5050系・東急車両製造から長津田検車区までの道程
space
東急5050系7両は、JR貨物のDE10ディーゼル機関車に牽引され総合車両製作所(東急車輛製造)を出場、三線軌条線を走行し、京浜急行逗子線金沢八景駅4番ホームを上り線逆走通過し、京急六浦駅も通過し、京急神武寺駅手前の三線軌条分岐からJR東日本逗子駅まで1,067mmゲージの狭軌専用連絡線に入ります。
JR東日本逗子駅構内から横須賀線に入り大船駅まで行き、根岸線・東海道貨物線・品鶴線で、本郷台、桜木町、東高島を経て新鶴見信号所に入線します。そこから貨物線で梶が谷ターミナルを経てから武蔵野南線に入り、府中本町駅より武蔵野線貨物支線で中央線に入線し、立川駅を経て八王子駅構内で横浜線に入ります。そして長津田駅まで旅客線を走行します。
長津田駅手前で連絡線を用い東急長津田検車区に入りますが、JR東日本横浜線と東急田園都市線長津田駅ホームとの間にホームのない線路、着発線が1本あります。この着発線から更に東急側中央林間方向まで授受線が延びていて、JR貨物がここまでを担当します。授受線より先は東急の管轄内ですが着発線〜授受線は非電化である為、DE10形ディーゼル機関車が入れ換えを横浜線本線での牽引も含めて行っています。
上の写真は逗子駅でのDE10ですが、その後は電気機関車が使われ、横浜線入線時に別のDE10が牽引します。
東急管轄内は電化区間であり、事業用東急デヤ7200系やY000系電車を用いて搬入し、列車輸送は完了します。
その後、長津田検車区で営業走行が出来る為の準備(結線や機器取付調整・広告取付等)を行ってから田園都市線「長津田〜二子玉川」大井町線「二子玉川〜大岡山」目黒線「大岡山〜多摩川」東横線「多摩川〜元住吉〜元住吉検車区」と通常は入線しない各連絡線を使って回送します。東急電鉄の場合は、世田谷線を除いて全線が繋がっています。
space
甲種鉄道車両輸送(甲・13)
space
資料写真 資料写真 資料写真
(1)JR八王子駅構内から出発するDE10 (2)JR横浜線に入線 (3)横浜線長津田駅構内  
写真(1)は2010年4月21日にJR東日本八王子駅から長津田駅へ東急東横線5050系4両を甲種輸送をする模様です。
写真(2)はJR貨物のディーゼル機関車DE10が東急5050系4両を牽引し、AM11:54に横浜線八王子駅を出発しました。
写真(3)はJR横浜線長津田駅構内から甲種輸送列車がやって来る八王子方向の光景です。
中心のレールは横浜線本線、右分岐が東急連絡線です。
space
資料写真 資料写真 資料写真
(4)本線から連絡線に入線 (5)横浜線205系と並ぶ (6)着発線を前進から後退進行  
写真(4)〜(6)はPM12:29定刻で連絡線に入線する甲種輸送列車です。
写真(4)は本線の分岐器(ポイント)分岐を反位にして着発線に進行します。
写真(5)は入線中に八王子方面に営業運転する横浜線205系とのすれ違いです。
写真(6)は分岐器(ポイント)分岐を反位から定位に切替え、後退進行して授受線に進みます。
space
資料写真 資料写真 資料写真
(7)授受線へ後退進行 (8)授受線でDE10と連結解除 (9)デヤ7200入線待ち  
写真(7)は後退進行して授受線に進みます。
写真(8)は東急5050系と連結器を切り離して前進するDE10です。ここでJR貨物の業務は終了します。
この写真の架線に注目して下さい。連絡線には架線がないのですが、画面右から架線が出ています。
この留置線はもうひとつ分岐器(ポイント)が東急側にもあり、反位で電動車が入って来れるのです。
架線がない区域があるのは双方の電源の混触を防ぐ為の処置です。
写真(9)はデヤ7200事業用車の入線を待ちます。
space
資料写真 ●東急7200系(デヤ7200事業用車)
東急7200系(デヤ7200)は、旅客営業列車として1967年3月に営業運転を開始し2000年8月に運転を終了しました。その後、事業用車として両運転台・動力車化の改造を行いATC車上装置を搭載し、マスコンも他系列と共通のワンハンドル式となりました。用途は回送牽引車や軌道検測車(サヤ7590)及び架線試験車化の改造を受けたデヤ7290と連結して、奇数月に東急全線及び横浜高速鉄道のみなとみらい線・こどもの国線を3両で検測走行をします。2012年3月に新形検測車「TOQi」が導入されるのに伴い、2012年2月26日にさよなら運転を実施して運行を離脱しました。
※左はデヤ7200事業用車が入線して長津田検車区の留意線に牽引される模様です。
デヤ7200事業用車
東急電鉄 東急電鉄 東急電鉄 東急電鉄
田園都市線 多摩川線 大井町線 東横線
前ページに戻る ホームに戻る ブランク
space
検索 クイックメニュー 執筆:鉄次郎
※内容は随時に加筆修正を行います。
space
解説参照:ウィキペディア 東京急行電鉄 東急車輛製造
space
著作権
space
ページカウント: ページアカウント トータルアカウント: トータルアカウント